No.260 マイトメア

総合評価 7.0/10
システム面 7/10 コンセプト 7/10
アートワーク 7/10 リプレイ性 7/10
悪夢からの脱出を目指す半協力ゲーム。
灯台に光を灯して現実世界への扉に到達すれば脱出成功。脱出を妨げるメアがゲーム途中でプレイヤーの中から現れる。メアは脱出者プレイヤーに攻撃を加えてライフを削り切ることを目的とし、脱出者プレイヤーはその妨害を掻い潜りながら脱出を遂行する。
皆が協力関係にあるのに、メア化を狙っているのではないかと疑心暗記になってしまう。メア化を狙っていても競合してしまえば当然、不確実なものになってしまう。メアになることを前提にするのか、脱出者として成功することを目指すのか、どんな塩梅で前半を立ち回るのか、この悩ましさは新体験であった。
No.259 ヒットアンドウィン

総合評価 6.0/10
システム面 6/10 コンセプト 6/10
アートワーク 6/10 リプレイ性 6/10
見えない手札を推理するメイフォロートリテ。
相手の手札は見えるが、自分の手札は見えない。トリックを取るだけでなく、自分のプレイカードの色と数字が当てられると加点。見えている相手の手札から自分の手札を推測するだけでなく、相手のプレイ時に宣言された予測もヒントになる。
トリックを取るのに手札の強弱が影響するが、推理して正確に当てていくことで巻き返しが図れる。答えを絞りきれない中で紛れ当たりが嬉しい序盤、推測して当てに行く中盤が熱い。終盤になるとほぼ決着が見えるのでやや消化試合になっていくだろうか。
No.258 ツイン・コマンダー

総合評価 5.7/10
システム面 5/10 コンセプト 6/10
アートワーク 6/10 リプレイ性 6/10
手札構築でシナジーを高める二人協力ゲーム。
二人で協力してダンジョン走破を目指す。互いに手元にキャラカードを配置して打点を高めて、モンスターを撃破していく。ダンジョンは5階層になっており、モンスターを倒すごとに手札改善の機会があり、より良いキャラを手にするチャンスがある。
モンスターを撃破するたびに手にする新しいキャラカードを元に、シナジーの最適化を相手と一緒に考えるのが楽しい。協力であり互いの手元が作用するので、自ずと手札の情報を共有して考えることになると思う。奉行問題が起こりそうなのが少し気になってしまう。
No.257 ゴーエッグ

総合評価 6.9/10
システム面 7/10 コンセプト 7/10
アートワーク 6/10 リプレイ性 7/10
一喜一憂に盛り上がる軽量級ダイスゲーム。
9つのダイスを振って、出目の組み合わせによって得点をゲット。振り直しは2回まで可能、腐った卵の出目のダイスは振り直せず場に残る。腐った卵の出目のダイスは一つにつき、得点を一つ潰さなくてはいけない。
どこまで振り直すか、シンプルなジレンマに悩めるのが楽しい。腐った卵は振り直せず場に残さなくてはいけないが、振り直し2回までのダイスロールを終えた後、他プレイヤーの手を借りて1回だけまとめて振り直しされる。この最後の振り直しでも腐った卵がでた場合に得点源が潰される、自分の手番に他プレイヤーの手を借りて得点が決まる、これが盛り上がる。
No.256 ノーラックポーカー

総合評価 6.4/10
システム面 6/10 コンセプト 7/10
アートワーク 7/10 リプレイ性 6/10
ポーカーをテーマにした二人用のアブストラクトゲーム。
手元のコマを9~Aのいずれかの場所に配置して役を作り競う。互いに役ができた時点で勝負するのではなく、ショーダウンもしくはフォールドが実行されるまで、コマを途中で配置し直すことができる。ダブルアクションポーンを使えば手番を2回連続で行える。
ガチガチの読み合いの勝負になっていて、悩もうと思えば何分も一手に悩んでしまう。ショーダウンやフォールドを実行するのに2手必要なのも悩みどころで、何手か先をしっかりと読んでいないと、上手に得点が稼げない。アブストラクトが不得意な自分には少々難しかった。
No.255 MR. DARTS

総合評価 6.9/10
システム面 7/10 コンセプト 7/10
アートワーク 6/10 リプレイ性 7/10
ダーツがドラフトゲームに落とし込まれた作品。
クリケットやカウントアップ、x01の大きく3つのゲームモードで遊べる。基本はドラフトして集めたカードで役を作ることで得点できるようになっている。ドラフト前に、ドラフトするカードを決めるフェイズがあり、各プレイヤーが順番にドラフト対象のカードを場に配置していく。
ドラフトするカードを決めるのが、各プレイヤーにそれぞれの思惑が働いて、その読み合いが面白い。カードが配置された場所と相手が狙うであろうカードを逆算して、どのカードが自分の選択肢に回ってくるかが見えてくる。逆に役に組み込み辛いカードが相手に押し付けられるように考えてみたりと、ドラフトの妙味を味わうことができた。
No.254 MATE

総合評価 6.7/10
システム面 7/10 コンセプト 7/10
アートワーク 7/10 リプレイ性 6/10
勝ち時と負け時が切り替わる遊びやすいトリテ。
マストフォロー切り札ありがベースのシンプルなトリックテイキングゲーム。トリック毎に捲られる指示カードによって、そのトリックが加点トリックか減点トリックかが決まる。特定の条件で2位になった人に、ご褒美得点が得られるチャンスがある。
ゲーム中、どの指示カードが捲られたかを考慮しながら、どの手札を取っておくかに悩む。加点トリックになるGO!の時には、そのトリックを獲得した時の自分のカードの数字が得点になるので、ハイカードはキープしたい。だけど減点トリックのSTAYの時に、トリックに勝ってしまう可能性が残るので、不必要にはキープしたくない。ワンちゃんのイラストが可愛くて癒される。
No.253 ヒドゥン・リーダーズ デュエル

総合評価 7.0/10
システム面 7/10 コンセプト 8/10
アートワーク 8/10 リプレイ性 6/10
皇帝の跡目を争う正体隠匿ゲームの2人対戦版。
中央2列に並んだ場札をなるべく多く集めて点数を競う。どちらがどの場札を獲得するかはゲーム終了時、互いの手元につくる影の評議会の影響力によって判定される。ゲーム中、手番ごとに互いに場札を入れ替えたり、4つの部族から支持者をを自身の影の評議会に加えていく。
互いに思惑を持って場札を操作する、その読み合いが楽しい。4つの部族はカード裏で判別できることと、各部族のカード構成からカウンティングができること、そこから相手の影の評議会の構成を推測して裏をかくのが醍醐味。読み合いを制して、狙い通りにカードが取れると気持ち良い。
No.252 ワイズマン

総合評価 5.9/10
システム面 6/10 コンセプト 6/10
アートワーク 5/10 リプレイ性 6/10
マフィアをテーマにした2人用エリアマジョリティ対戦ゲーム。
3箇所に構成員を派遣し、相手の影響力に競り勝てばそのエリアを確保して加点。ただし、確保したエリアの取り締まり度が高まっていると逆に減点してしまう。手番ではエリアに構成員を派遣する代わりに、サプライから新しい構成員を獲得することもできる。
色々な特殊効果を持った構成員をいつ引き込むかと、それをどのエリアにどんなタイミングで派遣するかが悩みどころ。運要素はあまりなく、実力が試される印象。構成員の種類が多くて、1度の体験プレイでは覚えきれなかった。もう少しシンプルな種類・能力の方が好みかもしれない。
No.251 ライアーセブン

総合評価 6.2/10
システム面 6/10 コンセプト 6/10
アートワーク 7/10 リプレイ性 6/10
貴族に成り切るのが楽しいダウトゲーム。
ベースは所謂、トランプのダウトになっていて、宣言された数字に対してダウトするかどうかを悩む。手札を早く無くすだけでなく、財宝をセットコレクション的に集めて得られる勝利点を競う。プレイしたカードの数字を変えたり、相手の財宝を奪える特権カードで貴族の力を行使できる。
各要素のフレーズと特権カードや財産カードが、貴族ロールプレイに没入できる仕掛けになっている。カードのバックアートが印象的で、まるで貴族の扇子のようでテンションが上がる。貴族になりきりつつ、特権カードも使った強引なプレイが楽しい。