ボードゲーム プレイレポ集

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No.230 コンパイル2

総合評価 8.3/10
 システム面 8/10   コンセプト 8/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 9/10

3箇所の支配権争いが熱い2人用対戦ボードゲームの第2弾。

いくつかの特性を持ったプロトコルを3つ選んでデッキを作って対決する。3つのラインにカードをプレイしていき、一定の条件を満たすとそのラインをコンパイルできる。相手より先に3箇所コンパイルできると勝利。

カードコンボを考えつつ、互いの思惑を読み合いしながらの攻防が相変わらず面白い。初プレイでは、相手は超高速でデッキを回転させ、自分は互いのデッキ構成を入れ替えていく戦略だった。前作と比べて、クセがあったり尖った特徴のカードが増えている印象。前作にはない挙動のコンボが新鮮で、組み合わせを変えてもっと遊んでみたくなる。

No.229 PENK!

総合評価 6.3/10
 システム面 6/10   コンセプト 6/10 
アートワーク 6/10  リプレイ性 7/10

他プレイヤーの動きが気になる軽量ダイスゲーム。

1~5の出目とどの数字としても扱えるワイルド出目で構成されるダイスを使う。6つのダイスを振ってシートに3箇所までマークして、縦か横でそれぞれ3マスをマークできると加点。誰かが1ライン全てマークすると、他プレイヤーはそのラインがマークできなくなる。

相手と狙いのラインがかち合った時に、攻めるのか引くのか迷いどころ。先にマークして相手の得点源を減らしたいが、ダイス運次第なので融通が効かない。何回かのダイスの振り直しと、ダイスの割り振りでマークする箇所を決めたりと、相手と得点源争いの中でしっかり悩めるところがあって楽しい。

No.228 シュレディンガーの猫系彼女?

総合評価 6.4/10
 システム面 6/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 6/10

大切な日を忘れてしまった彼氏が、彼女の本心を観測するゲーム。

山札からカードを捲って笑顔の彼女カードを5枚集めれば勝利、怒りのカードを3枚捲ってしまうと脱落。彼女カードの裏側には、その表面が何%の確率で笑顔なのかが記されており、それをヒントに捲るか一旦裏向きで引き取るか決める。ゲーム中のイベントで彼女の気持ちが変化することもある。

観測するまで確定しない、シュレディンガーの猫になぞらえたテーマが自身に刺さった作品。個人能力と特別な勝利条件が設定される彼氏カードのオプションが好み。基本ルールだけだと勝っているプレイヤーに追いつけないで消化不良で終わってしまう。彼氏カードがあるとワンチャン勝利が狙えたり、ゲームが終わった後に何を狙ってプレイしていたか話すことができて面白い。

No.227 ウボンゴミニ

総合評価 6.4/10
 システム面 6/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 6/10

パズル系タイル配置ゲームのミニ版。

タイルをお題カードにピタリと嵌めてウボンゴと叫ぶ。ピースは8種類、3つか4つのピースでお題が完成できるようになっている。よーいドンで手を動かし始めて、時間切れまでに完成できれば得点。

パズルの難易度は簡単なんだけど、誰かに先を越されて時間制限がかかると、途端に手元がおぼつかなくなる。ミニ版は持ち運びがしやすく、旅先ホテルの小さいテーブルでも気軽に勝負ができる。でもやっぱり何か物足りない、久しぶりに3Dバージョンウボンゴを遊んでみたくなった。

No.226 アウトブレイク

総合評価 5.4/10
 システム面 5/10   コンセプト 6/10 
アートワーク 6/10  リプレイ性 5/10

ウィルス対ドクターの非対称タイル連結ゲーム。

ウィルス側は印を合わせてタイルを7枚繋げられれば勝利、ドクター側はウィルス側がタイルを繋げられないように印を封鎖できれば勝利。手番ではタイルの山から1枚引いて、4枚から1枚ずつ配置していく。強力なスペシャルタイルをいつどこに使うかが重要。

タイルが繋がる場所をどう広げるか、どうすれば相手の選択肢を潰せるのか、考えどころがシンプルで分かりやすい。シンプルで良いと思うんだけど、ウィルス側の方が難易度が高いかな。手札のタイルが渋いとあれよあれよと選択肢が潰されて手詰まりになってしまう。

No.225 トュット

総合評価 6.7/10
 システム面 7/10   コンセプト 6/10 
アートワーク 6/10  リプレイ性 7/10

6つのダイスで役を成立させて得点GET。

ダイスを使って役を作り得点を集めつつ、6000点の選手を目指す。ロール後に役が少なくとも1つ作れれば振り直しが可能、しかしロール後に役がなければバーストして、その手番が0点で終わってしまう。6つのダイス全てに役がつくとトュットとなって、更なる得点チャンスが得られる。

振り直しできるが、欲を出しすぎるとバーストする。このシンプルなジレンマが醍醐味。相手との点差が開くほど、勝負に出るべきなのか頭を悩ませてくる。手番時に捲るカードがちょっとした変化を加えてくれて、手に汗握るダイスロールが楽しめる作品。

No.224 センチュリー:イースタンワンダーズ

総合評価 7.0/10
 システム面 7/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 7/10

スパイス変換ゲームの第2弾はピック&デリバリーで島々を行き来する。

島々に船コマを動かして交易所を建て、スパイスを指定の条件で変換していく。マップ上のいずれかの港に特定のスパイスのセットを運べれば得点。いくつかの島に自分の交易所を建てていくと、スパイスの所持上限を増やしたり、船の移動力を+1したり能力改善ができる。

綺麗な一筆書きでスパイスを効率的に変換できるルートが描けると、すんなり得点を集めることができて気持ち良い。逆に他プレイヤーの動きで自分の計画がほつれて、それを上手くリカバーできないと苦しい状況に追い込まれていく。前作のスパイスロードとはまた違った、他プレイヤーとのインタラクションがそこそこある作品。

No.223 ルアー

総合評価 7.7/10
 システム面 8/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 8/10

ダイスを振って魚を釣り上げる軽量級作品。

任意の数のダイスを振って、各魚に設定された条件を満たすことができれば獲得。山札が尽きたラウンドの終了時に、最も得点が高かったプレイヤーが勝利。特殊な12面、20面ダイスは難易度が高い魚の釣り上げに役立つが、一度使うと1ラウンド挟まないと再使用ができない。

釣り上げの成功率を高めるために沢山のダイスを振りたいが、振るダイスが少ない人から釣りに挑戦する。釣り上げの期待値と挑戦の順番がトレードオフになっていて、毎ラウンド、どのくらいの匙加減で臨むのかが悩ましい。短い時間でもジレンマが効いた勝負が楽しめて、とても好みなゲーム。

No.222 ニュークレウム

総合評価 8.5/10
 システム面 9/10   コンセプト 9/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 8/10

アクションの采配が試されるネットワーク構築ゲーム。

先んじて良い場所を押さえ、必要な設備をこさえて建物に給電することを目指す。効率的な給電ができるウラン発電の稼働には、鉱山をたててウランを採掘し、タービンを作ってネットワークに組み込むという、先を見据えた何手番かの仕込みが必要。ゲームは各プレイヤーがアクションタイルを使っていくことで進むが、これはサプライから拡充することも可能であり、自分の状況に合わせて組み換えることも重要。

アクションタイルがネットワークを作る線路を兼ねているのがニクイ仕掛け。選択肢を保つことと、ネットワークを広げることがトレードオフになっていて、頭を抱え込んでしまうようなジレンマがある。他プレイヤーに先んじてやりたいことがあって、押さえたい場所もある、今このアクションタイルは残しておくべきなのか、線路として手元から切ってしまうのか、バチバチのインタラクションの中で悩み抜くのがヒリヒリする面白さ。

No.221 Cerealian

総合評価 6.0/10
 システム面 6/10   コンセプト 6/10 
アートワーク 6/10  リプレイ性 6/10

数枚の手札を駆使して狙いの場札を集めるゲーム。

トリテのマストフォローのような仕掛けで、各プレイヤーが1枚ずつカードを出したら順位が決まる。順位が決まれば、1位のプレイヤーからプレイされた札を1枚選んで、獲得札として手元に並べていく。あるタイミングでラウンドが終了するが、獲得札が2枚であればほぼ確実に得点できるが、数字が連続する3枚を獲得していれば大きく得点できる。

欲しい札を手にするためにどうすれば場をコントロールできるのか勘所が掴めない。確実な2枚か逆転の3枚を狙っていくことになるが、3~4回のカードプレイで1ラウンドが終わるため、駆け引きのタイミングが限定される感じがする。自分には少し難しかった作品。

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