ボードゲーム プレイレポ集

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No.210 アイム・ザ・CEO !

総合評価 7.2/10
 システム面 7/10   コンセプト 8/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 7/10

正確無比な予想とコントロールが問われるトリテ。

マストフォローで切り札ありのシンプルな方法でトリックテイキングを行う。トリテ開始前のビッディングでは、トリック数だけでなく獲得するカラーも指定してビッドしなくてはいけない。その予想を外してしまうほど減点。ビッド時、CEOになることを選べば、目的が一転して相手の予想を如何に外させるかが重要になる。

数と色を指定して予想することは確かに簡単ではない。しかし、トリテが始まれば相手のビッド内容から手札の内容が何となく読み取れそうになる。そこからどうコントロールすれば、自分の予想を守りつつ、相手の予想を外させられるかを考えるのが面白い。ビッドとコントロールの両輪が噛み合った作品。CEOになった時の立ち回りはもう少し練習が必要になりそうで、感触が掴みきれなかった。

No.209 ポイントサラダ

総合評価 7.0/10
 システム面 7/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 7/10

得点方法を自分で取捨選択していくセットコレクションの軽量級ゲーム。

手番ではやることは、得点方法が描かれたお皿カード1枚を引き取るか、セットを構成する野菜カードを2枚引き取るかのどちらか。狙いのカードは取れるうちに獲得したいが、場札は目まぐるしく流れていく。プレイヤー全員で場札のカードを取り切ったら、ゲーム終了となって得点計算を行う。

思惑が出やすいので互いにカットもしやすい、だけど場の巡りもあるのでバチバチになり過ぎなくて遊びやすい。周囲にカットされにくいように得点方法を分散させたり、得点が伸びるように特定の野菜に絞って得点方法を集めるのも戦略。1ゲーム終了後、プレイングを振り返ってあれこれ考えられるので、ついついもう一回遊びたくなる。

No.208 Parks パークス

総合評価 7.7/10
 システム面 8/10   コンセプト 8/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 7/10

国立公園のトレッキングをテーマにした、一方向にコマを配置していく遊びやすいワカプレ。

出発点から終着点までのエリアに2つのコマを進めながら、資源を揃えて様々な国立公園を訪れることで勝利点を得ていく。コマは一方向にしか進めることができないため、進めすぎるとアクションの選択肢を狭めてしまう。ゲーム中の目標要素や、装備品・水筒トークンなどアクションを強化する要素あり。

ボーナスなどもらってアクションするためにコマは先へ先へ進めたいんだけど、それは相手にも利することにもなるので、良い塩梅を探して頭を悩ませてしまう。アクションを装備品や水筒で強化できるのは、エンジンビルドしているようで楽しい。上手く連鎖して資源をこねくり回せると、一度に2箇所くらい国立公園を訪れて得点化できる。公園カードのイラストが美しくて手にして嬉しい。

No.207 エンクラティア β版

総合評価 7.4/10
 システム面 8/10   コンセプト 8/10 
アートワーク 6/10  リプレイ性 7/10

クラッドにより荒廃した都市を復興させるワカプレ×エンジンビルドの中量級作品。

自分が管轄する街に施設を建造し、防衛力など高めてクラッドを撃退しながら勝利点を得ていく。アクションはワカプレで、全プレイヤーがワーカーを配置した後、決まった順番で処理が行われる仕組み。施設の建造はエンジンビルドになっており、上手に組み上げることでラウンド収入が強化されていく。

ボードゲームに慣れていない人から、ボードゲーマーまで楽しめるチューニングがされている印象。ワカプレの面では、それぞれのアクションに2ワーカー分のスペースがあり、1つのスペースに2つの選択肢があるため、ワカプレのジレンマがありつつバチバチになりすぎない。エンジンビルドの面では、3ラインの魔力供給官の可動時期を考えた構築が新鮮で悩ましい。先を見据えたプレイを意識させられるし、どのくらいから次のラインの構築を始めるのか考えどころ。

No.206 ハーフパイントヒーローズ

総合評価 7.4/10
 システム面 7/10   コンセプト 8/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 7/10

酔いどれ達のポーカー勝負、ビットするメイフォロートリテのような作品。

一定枚数のカードをプレイしながら都度勝敗を競っていく。勝敗は共通場に並んだカードとプレイしたカードで役を作り、その強さを競うことで決まる。手札が配られた時に自分が何勝できるかを予想するが、その予想通りの勝敗数になるようにプレイをコントロールする。

共通場のカードと配られた手札枚数から、どんな役が成り立つのか考えながらプレイする感じは、どことなくテキサスホールデム風なプレイ感。共通場に何枚のカードが並ぶかや、何枚の手札が配られるかはラウンドごとに変わるので、何ビットしてどうコントロールするか、味付けがちょっと変わるのが面白い。癖のあるやり方のカードプレイ、喧嘩勝ちや銃撃戦といった要素が独特だけど、色々な勝ち方が考えられて好み。

No.205 ハーベイシャス

総合評価 6.8/10
 システム面 7/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 6/10

ハーブを集める軽量級セットコレクションの作品。

何種類かのハーブで構成される山札から1枚捲り、それを手元に持つか共通場に流すかを決める。4種類のセットの作り方があるが、それぞれ一度しか得点化させることができない。セットを作るときは手元のハーブだけでなく、共通場に溜まったハーブも使うことができる。

やっていることは簡単なんだけど、互いの手元を見合いながらお仕事させられるゲーム。セットの得点を大きくするために、共通場にカードが溜まった頃を美味しくいただきたいけど、それは皆同じ気持ち。セットを作るベストなタイミングを見計らうのが面白い。

No.204 魔女のお茶会

総合評価 7.7/10
 システム面 8/10   コンセプト 8/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 7/10

お茶会に向けて魔女達の思惑が交差するエリアマジョリティ×エンジンビルドの作品。

様々なアクションを実行しながら、各地に魔女や使い魔を移動させて自らの影響力を高めていく。毎手番の魔導書強化を通じて、1手番で実行できるアクションを強化することができる。ラウンド終了時にはお茶会が開かれるが、そこで狙える勝利点や恩恵をどう捉えるかも考えるポイント。

カードでアクション強化してできることが広がっていく。4つのスロットをどの順番で強化して、どこからアクションを起動するのか悩ましい。目の前の局面に対するアクション実行と先を見据えた得点行動の舵取りが面白い。

No.203 シヴォリューション

総合評価 8.2/10
 システム面 8/10   コンセプト 9/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 8/10

22のアクションをダイスで起動して文明開発するシュミレーションゲーム。

土地開拓、狩りと食糧供給、気候変化への対応等をしながら、人類を導いて文明を育んでいく。2つのダイスの出目を組み合わせにより、起動できるアクションが変化する。4ラウンドで構成されるが、各ラウンドでどの要素が得点になるかが設定されており、それを見据えたプレイングが重要になる。

ダイス目の組み合わせによるアクション選択が面白い。6つのダイスを配分して、人口を増やしたり、資源を生み出して回収したり、カードプレイしていくが、様々な得点要素に繋がっていくので取捨選択が悩ましい。自分が育てる人類を功績・変異・建物・発明・洞察カードなどで能力強化したり、即時ボーナスを得たりといった要素もあって、いろんな戦略と方針を立てて試行錯誤できるのが楽しい。まさにシュミレーションしているといった感覚が良い。

No.202 メゾン・ド・ナイトメア

総合評価 8.4/10
 システム面 8/10   コンセプト 9/10 
アートワーク 9/10  リプレイ性 8/10

キャラ個性が立った遊びやすい中量級タイル配置ゲーム。

寮の建築やお菓子集めを通じて得点を稼いで競い合う。手番ではやることは自分のキャラ駒を動かし、部屋タイルを配置して増築するか、その場所のリソースを集めるかの大きく2択。タイル配置やリソース回収は早取りとなるため、他プレイヤーの動向も確認しながらのプレイングが必要。

独特な形のタイルを繋いで、寮を広がっていく様子にワクワク。タイルがピタリとハマるスポットが見つかると気持ち良い。キャラ能力は個性が立っていて、キャラ毎に色んなプレイ体験が得られそう。面白さがギュッと詰まった魅力的な作品。

No.201 HITSTER

総合評価 8.1/10
 システム面 8/10   コンセプト 9/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 8/10

アプリでQRコードを読み込めば音楽が溢れ出す!

音楽を聴いてお題カードを年代順に正しく10枚並べることを目指すゲーム。お題カードのQRを読んで曲をかけ、回答者がその曲を正しい位置に配置できるとお題カードを獲得できる。プレイ中に手にするトークンを使えば、挑戦する曲を変えられたり、相手が挑戦しているお題カードを入手できるチャンスがある。

どこかで聞いたことがある曲とまた出会えるゲーム。曲の知識がなくて不安になりながら遊んだけど、いつ聞いたことがあったのか記憶を思い返しながらプレイ。やってみると耳に残っていた曲がかかってきて、ノスタルジーさを感じつつテンションを上げて楽しむことができた。

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