ゲーム紹介|
美麗なアートワークとその世界観に引き込まれる”エターナルデックス”。人生初のボードゲーム合宿で遊ばせてもらいました✨各自でデッキを持って場にカードをプレイしながらステージクリアを目指す。手札が尽きてしまえば失敗になってしまうのでしっかりとコミュニケーションをとり、今誰がデッキを補充すべきか頭を悩ませながらゲームを進めていく。ステージによってクリア条件が異なりプレイ感も変わるらしい。遊び尽くせていませんが、素敵なゲーム体験をさせてもらいましたのでプレイログをまとめてみたいと思います☺️

ゲーム概要|
ゲームの目的はステージAからFまでクリアすること。ステージAは4つの”スター”を、以降のステージでは4つの”鍵”を入手することでクリアになる。ステージ毎に入手条件が異なるので、どうすればクリアに近づけるのか仲間と協力して臨むことが求められる。
こちらのブログでは1番目のステージAを例にゲームの概要を紹介させていただきます。まずゲーム開始時の準備でプレイシートを広げて、説明書の指示に則りながらカードやトークンを設置する。ステージAのクリア条件は6つの達成条件の中から4つ満たしてスターを集めること。

ゲームの準備として各プレイヤーはまず自分が担当するカラーを決め、対応する5枚のカードから成るデッキとコミュニケーションディスクを受け取る。適当な方法でスタートプレイヤーを決めたら、ゲーム開始となり時計回り順で手番を始めていく。プレイヤー同士で会話OKだが手札の具体的な情報を伝えることはできない。コミュニケーションディスクを活用しながら意思表示を行う。
手番でできることは3つあり、
- カード1枚のプレイ
- “フィールド”に配置する
- プレイシート中央の3レーンで構成されるフィールドのいずれかのレーンに左詰めで配置する。フィールドへのカード配置には制限があり、基本的なものは①同色(赤-赤など)は隣接不可、②同数(1-1など)は隣接不可の二つ。ステージAでは加えて、昇順でしか配置できないレーンと降順でしか配置できないレーンが設定されていた。他にも制限を設定するカードが複数用意されていたので、ステージによってキツさが異なりそう。
- “河”に配置する
- プレイシート下部には不要なカードを捨てることが出来る”河”がある。ここに5枚カードを捨てるとレアカード1枚を獲得することが出来る。レアカードはワイルドカードでどんな色のどんな数としても使うことができる。しかしカードを捨てすぎると敗北条件の1つに近づいてしまい、ステージ失敗に繋がってしまうため注意が必要。
- 能力カードを使用して効果を処理する
- ゲームを進めていくとエターナルデッキを獲得することになる。このエターナルデッキには2色カードや初期デッキにはないハイカードが含まれる他、特殊効果を有する能力カードが入っている。能力カードには使用時に1回だけ全員の手札を公開して話し合うことが出来るものや、”河”から任意のカードを回収できるものなどがある。他にもスターの獲得条件に係るものもあるため場面場面で積極的に活用していくことになる。
- “フィールド”に配置する
- “ジュエル”を生成
- 手札から指定のセットを”河”に捨てることで”ジュエル”を生成することが出来る。後述する”エターナルズ”と呼ばれる生物が描かれたカードは、あるタイミングから既存の配置制限をより厳しくする追加の制限をもたらす。“ジュエル”を”エターナルズ”に捧げることで追加の配置制限をキャンセルすることが出来る。
- “ジュエル”には8つほどレシピが存在して、それぞれ”河”に捨てるカードセットが記載されている。この中の一つにも”スター”の獲得条件が含まれる。また複数の”エターナルズ”に”ジュエル”を捧げることも”スター”の獲得条件の一つである。
- カード1枚を仲間に渡す
- 手札のカード1枚を任意のプレイヤーに渡せる。ゲーム中は常にデッキと手札の確保に追われることになり、複数の配置制限がある中で適切なタイミングで適切なプレイヤーがカードプレイすることが肝になる。そのためカードの共有が非常に重要である。しかしゲーム中は3回までしか行うことができないので、ここぞという場面で活用したい。
手番が巡りカードをプレイしていけば、いずれカードが尽きてしまう。デッキがなくなり手札からカードをプレイすることが1人でも出来なくなってしまえばステージ失敗となる。
ゲーム中のカード補充は”エターナルズ”を復活させることにより行われる。フィールドにカードをプレイしていき、一定の枚数を配置できた時に”エターナルズ”が甦り、”エターナルズデッキ”を受け取ってプレイを続けることになる。デッキを受け取れるのは最後のカードを配置したプレイヤーになるため、タイミングを考えなくてはならずとても悩ましい。

手札が尽きてしまうなどの失敗条件を満たす前に4つの”スター”を獲得できればステージクリアになる。ステージ難易度は4段階あって、初回チュートリアル的なものが”ステージAビギナーモード”になるが、歯応えがあってゲームのシステムと魅力をしっかりと味わうことが出来る。
プレイログ:2025/2/22
ゲームの感じを教わった時、最初は昇順と降順のレーンにカードを配置して山札を枯らす協力ゲームの”ザ・ゲーム”を連想して、シンプルなお題達成ゲームなのかなと思いました🥸しかしストーリーを知ってインストをしてもらった後には、どんなゲーム体験が得られるのか非常にワクワクさせられていました😆
自身の担当色は赤色。デッキは各自5枚、うかうかしているとすぐにデッキは枯渇してしまう。基本の配置制限とレーンの配置制限を守りながらカードプレイ。

エターナルズを甦えらせた時に獲得できるデッキの構成がカード下部に記載されている。1体目の”フェニックス”は赤のハイカードが多めで、2体目に復活させた”ゴースト”には、一度だけ手札を公開して話し合いができる能力カードが含まれていた。今回は自身が”ゴースト”のデッキを補充させてもらった。

コミュニケーションディスクも使ってみながら、スター獲得条件の一つである1-5-9のカードセットでジュエルの生成に成功😆カードの内1枚は仲間から受け取ることで揃えることができた。しかも、もう一つのスター獲得条件の”3体のエターナルズにジュエルを捧げること”も満たせた🔥一気にステージクリアに近づけた。

ゲーム中盤、カード補充が厳しく苦しい状況になってくる。エターナルズを復活させていくと、次のエターナルズを復活させるのに必要なカードの枚数が増える。復活させたエターナルズの呪いによって、フィールドにプレイするカードの配置制限が厳しくなる。エターナルズデッキ獲得による補充をピンチの仲間にしてもらうために知恵を捻り出す🤔

苦しい状況が続くがフィールド上部レーンの”マーメイド”の復活が見えてきた。フィールド上部に配置された3体のエターナルズ、”フェニックス”・”マーメイド”・”キング”のデッキにはスター獲得に係る能力カードが含まれている。それぞれのデッキを獲得して、それぞれの能力カードを全てプレイすることでスターを一つ獲得できる。ステージクリアの光明が見えてきた😂

マーメイドのデッキは自身が獲得して、キングのデッキも仲間に無事に回収してもらえた。もうこれ以上のカード補充が現実的に厳しい局面まで迫り、ゲームを長引かせることもできない局面に近づいてきた💦

キングの能力カードがプレイされスター獲得まで、あとマーメイドの能力カードを使用できればステージクリアという段階まで来れた。並行してジュエルの作成も進めて、4体目から6体目までのエターナルズにジュエルを捧げることで3つ目のスターも獲得できていた✨

マーメイドデッキを回収した自分は未だにその能力カードを引くことができていなかった。ここで狙いのカードを引けなければ、仲間がカードプレイできずステージ失敗になってしまう状況。デスティニドローする意気込みでデッキからカードを捲るも、運命力がなく能力カードを引けずにステージ失敗😭

パスを回してもらってゴールを決めるしかない状況で外してしまった心境・・・😂4枚ほど残っていたデッキを確認してみたら一番山下に狙いの能力カードが眠っていた。
ステージクリアはできなかったがとても良いゲーム体験をさせてもらいました!手番でやることは基本的には数字と色の2要素のカードを1枚プレイするだけ。仲間とコミュニケーションをとってどのようにプレイするかを決めて、クリアに近づいていくのは安定の面白さでした。このゲームでは6つの達成目標と個別のデッキを持ったエターナルズの復活によるカード補充、復活させたエターナルズがもたらす追加の配置制限などの要素で、誰がどのタイミングで何をすべきか強く考えさせられるのが自身にとってとても印象に残りました😆
友人に話を聞くにステージが進む毎にプレイ感も相当変わるようです。エターナルズや配置制限、お題の変更などこのゲームの各要素はいくらでも組み替えられそうです。今回はステージクリアできませんでしたが、また同じメンバーで再挑戦して他のステージも味わってみたい💪