ゲーム紹介
👥プレイ可能人数:2人 🕐プレイ時間:20分
マイレーティング
総合評価 7.5/10
・システム面 8/10 ・テーマ性 7/10
・アート面 8/10 ・リプレイ性 7/10
自身のボードゲームの評価に関してはこちら
出すか引き取るかのジレンマが堪らない2人用ゲームの”聖杯サクセション”。3枚揃えることで即座に勝敗を決する聖杯の駆引きが熱い作品。
テーマは中世の王位継承争いで、セットコレクションで高い点数を得たプレイヤーが勝者!手番では場にカードを1枚出すか、場に並んでいるカードを5枚まで引き取るかの2択のみ。
何手目で場札を引き取るのか、そこまでに何のカードを並べるか。相手は今どんな手札を持っていて、相手に取られてはいけないカードは何なのか、常に脳内であれこれ考えさせられる。
自分の逆転の目は残しつつ、相手の勝ちの目は潰したい、手に汗握る勝負が楽しめる“聖杯サクセション”のプレイログをまとめてみました☺️

ゲーム概要
ゲームの目的と準備
ゲームの目的は4ラウンド終了後、相手より高い得点を獲得していること。もしくは、聖杯カードを3枚手元に獲得することです。
ゲームはセットコレクションになっており、次の要素から得点が得られます。
- 勢力マジョリティ
- 5・6・7・8は勢力カードと呼ばれ、それぞれ相手より多く獲得出来るていることで、その数字分が得点になります。
- 勢力セットボーナス
- 5・6・7・8の勢力カード1セット毎に5点の得点になります。
- プラス/マイナスカード
- それぞれの数字分だけ、得点計算時に加算/減算されます。

ゲーム準備は簡単!
- 45枚のカードから3枚を箱に戻して、42枚のカードで山札を作ります。
- 山札から5枚ずつ各プレイヤーに配って手札にします。
- 山札から2枚捲り、山札横に並べておきます。
- 先手番プレイヤーを決めればゲームを開始できます。

ゲームの流れ
各ラウンド、先手プレイヤーから手番を始めて、交互に手番を行っていきます。
手番で出来ることは①カードを出すか②カードを取るかの2択のみ!
①カードを出す
手札から1枚のカードを山札から一番遠い場所に並べます。

②カードを取る
山札から一番遠いカードを5枚まとめて引き取ります。取ったカードは種類別に分けて手元に並べておきます。

互いに6手番行うとそのラウンドが終了します。
再び山札から各プレイヤーに5枚カードを配り、先手と後手を入れ替えて、次のラウンドを始めます。これを4ラウンドまで繰り返します。
ゲームの終了
4ラウンド終了後、得点計算して勝者を決定します。
もしくはゲーム中にいずれかのプレイヤーが聖杯を3枚獲得した場合、4ラウンドを待たずして即座にゲーム終了となり、そのプレイヤーがゲーム勝者になります。

プレイログ:2025/7/19
中世をテーマにしたボードゲームは色々と好みのものが多いです。聖杯サクセションは2人用ゲームの中でもお気に入りの作品☺️
聖杯を揃えて1発勝利を目指すのも好きだが、セットコレクションを目指していく方向で今回はプレイ💪

6の勢力カード2枚は魅力的だが、-1点カードで様子見。相手は+3点カードをプレイ。
ここで引き取れば6の勢力カード2枚と+2点だが、4枚引取りで1ラウンド終えるのは勿体ない。-3点カードをプレイしてもう少し様子見を続ける🧐

6・8・5のカードが並んだところで、そろそろタイミングだと思い引取りを選択🫳自分で仕込んだ-3点カードを取ることになってしまう😇

1ラウンド終了した時点では、まだまだ勝負はどう転ぶかわからない。

2ラウンド目、早々に相手は5・6・7の勢力カードと+3点カードで、4枚引き取りをしてきた😳
自分のプレイが甘過ぎたと反省💦4つの勢力カードのセットを1つ作られ、自分は6の勢力カードの得点化ができなくなってしまった。

良いカードが並ぶ事を願ってカードを出していく。しかし、相手からマイナスカードが仕込まれて、引き取りの踏ん切りが中々つけられない。結果、7の勢力カード2枚とマイナス過多で場札を引き取ることになってしまった😂

2ラウンド終了時点、自分はあまり得点化の目処がついてない。マイナス過多になっているのが苦しいが、何とか5~8の勢力カード1セットは作れた🙃

折り返しとなる3ラウンド目。8と5の勢力カードがそれぞれ2枚ずつ場に並んでくれた✨今度はこちらが早々に引き取りを選択して、5の勢力カードのマジョリティを確保💪
ここまで5枚×3ラウンド分の手札に1枚も聖杯カードは含まれていなかった。ゲーム開始時に除く3枚のカードに聖杯が含まれている可能性が頭をよぎる。今から聖杯による1発勝利を狙うのも厳しそうだ😔

どちらにせよ、3ラウンド中に相手が聖杯カードを1枚確保して、聖杯による逆転の目が自分には無くなった😇

最終ラウンドが始まって互いにカードを何枚かプレイ。ゲーム最後の場札の引き取りは5・6・8の勢力カード。
5の勢力カードは、既に過半数の枚数を確保している自分には得がない。しかし、相手に取らせてしまうと5~8のセットをもう一つ作られてしまうので、やむを得ずの引き取り🫳💦

最終得点は、5と8の勢力カードから13点、5~8の勢力カード2セットで10点、マイナス過多でー4点、合計19点😇

幸いなことに相手も最終得点は19点で、今回は何とか引き分けでゲーム終了😌💦

何回遊んでもいつも悩ましい。各ラウンドの手札は5枚。良い場札が引き取れるようにタイミングを見計らうが、様子見しているうちに手札の選択肢は減っていく。相手から良いカードを引っ張り出すために我慢比べが必要だが、それが自分の首を絞めることにも直結している。
2人で手軽に遊べて、ジリジリする駆け引きが楽しめるゲームと言えば、やっぱりこの”聖杯サクセション”だと改めて実感😆