ゲーム紹介
👥プレイ可能人数:2~4人 🕐プレイ時間:30分
マイレーティング
総合評価 7.0/10
・システム面 7/10 ・テーマ性 7/10
・アート面 7/10 ・リプレイ性 7/10
自身のボードゲームの評価に関してはこちら
ダイスで数字の組み合わせを作りコマを進めて、3箇所先取を目指す”キャントストップ”。勝負所がくると、ダイスロールが止められなくなるヒリヒリした作品。
ルールはシンプル!ダイスを振ってコマを進めていくだけ!バースト要素ありで、手番ではダイスを振り続けるのか、ストップするのか決めるだけ。
安全をとって着実にコマを進めていくだけでは、他プレイヤーと差がつけられない。最後に勝ち上がるためには、失敗する可能性が大きくてもダイスを振りつづけて、狙いの出目を出さなきゃいけない。
ダイスの確率論に頭を悩ませつつ、不利でも振らなきゃ勝てないジレンマが面白い”キャントストップ”のプレイログをまとめてみました☺️

ゲーム概要
ゲームの目的と準備
自身のコマ3つを誰よりも早く登頂させることが目的になります。
ゲームボードを組み立てて広げます。ボード上にはゲーム中にコマを進めていく、登山コース的なレーンが11箇所(2~12)示されています。

各プレイヤーは好きな色のキャンプマーカーを受け取り、スタートプレイヤーが決まればゲーム開始できます。

ゲームの流れ
ゲームは手番制で進行していきます。
手番で行うことはダイスを振ってコマを進めた後、①追加でダイスを振る、もしくは②手番を終えるかを選択します。
ダイスは4つ振ります。その後、出目を2組みに分割して、それぞれの組みの合計数を確認します。そして、ボード上の該当箇所のレーンで自分のコマを進めます。

手番を終えることを選択するまで、追加でダイスを振り続けてコマを進めることができます。しかし、出目によってはその手番の登頂が全て無駄になってしまう恐れがあります。
1回の手番で進めることができるレーンは3箇所までですが、ダイスロール後、どの出目の組み合わせでも、1箇所も該当する数字が作れなければ登頂失敗になります。
登頂失敗になると、その手番で進めた分は全てキャンセル扱いになり、1箇所もコマが進められないまま手番を渡してしまうことになります。

手番終了の選択をすれば、手番中に進めたコマを確定させて上で、次のプレイヤーの手番になります。ゲーム終了まで、これを順々に繰り返していきます。
ゲームの終了
誰かが3箇所の登頂を終えた時にゲーム終了となり、そのプレイヤーが勝者となります。
プレイログ:2025/6/8
箱がゲームボードになるギミックにワクワクします。今回はキャントストップを一騎打ちで勝負。山頂に到達するまでの道のりが長いが、組み合わせが作りやすい6・7・8を優先する方針でプレイ。

7のレーンは順当にコマが進んでいく。しかし、山頂までの道のりはやはり遠い。相手は一度、登頂失敗してくれたものの、まだまだ安心できるほどの差はついていない。

端っこの数字は組み合わせが作り難い分、山頂までのマスが少なくなっている。1箇所は相手が先に11のレーンを押さえてしまった。一方、自分は進んでいる7のレーンでもまだまだ中腹。こうなってくると、2~3回のダイスロールで止まるわけにはいかなくなってくる。

ゲームも中盤から終盤に差し掛かってきた頃、相手に2箇所目が取られてしまった。しかも、相手は2のレーンにもコマを設置している。いよいよ正念場になり、ここからはガンガンダイスを振っていかないと負けてしまう状況に追い込まれてしまった。

ゲーム終盤、自分がゲーム中に狙っていた戦略が花開いてくれた。6~8の3箇所を狙ってダイスを強気に振り続けられる場面が到来!攻めの姿勢で自身も何とか3箇所の登頂完了が見えてきた。

相手が2を出せずにこまねいている間に自身は7と8、ラッキーにも2のレーンを先取りしてゲームに勝利!!
