星間帝国の戦いをテーマにしたデッキ構築ゲームの”STAR REALMS”。カードシナジーを軸にしたデッキビルディングが手軽に楽しめるボードゲームです。
相手にダメージを与えて権威点を0点にすれば勝利。交易によりサプライからカードを獲得し、カードプレイで1手番の打点を高められるようにデッキを組み上げていきます。登場する4つの勢力には、それぞれが得意にすることがあり、同じ勢力を集めるだけで簡単にカードシナジーが生まれるようになっています。
サプライに並んだカードのどれをデッキに組み込むのか、相手のデッキ構築の傾向は何なのかを考えながら、自分のデッキを組み上げるのが悩みどころ。構築が進んでいくとポンと高いダメージが出せるようになるので気持ち良いです。20分くらいの短い時間でデッキビルドの面白さが味わえる作品でした。
2人対戦で相手とのガチンコ勝負だけど、軽いプレイ感で気持ちよく遊べる “STAR REALMS” のプレイログをまとめてみました。

ゲーム概要
👥プレイ可能人数:2人 🕐プレイ時間:20分
ゲームの目的
カードプレイによってダメージを与えて、相手の権威点を0点にすることを目指します。権威点はカードを2枚合わせてカウントすることができます。

ゲームの流れ
手番は3つのフェイズ、①メインフェイズ②ディスカードフェイズ③ドローフェイズで構成され、オーソドックスな流れを辿ります。
①メインフェイズでカードプレイを行い、それによって得た金で交易して新カードを入手したり、攻撃点で相手の権威点にダメージを与えたりします。カードプレイは手札を全て使うタイプです。
次の②ディスカードフェイズでは、プレイしたカードを全て捨て札置き場に送ります。
最後に③ドローフェイズでは、山札から5枚補充して次の手番の手札にします。
これをゲームが終わるまで、交互に手番を回して繰り返していきます。
ゲームの要素
ゲームの中心になっているのはデッキビルディングです。カードプレイによって得た金で、サプライから新しいカードを購入してデッキを強くしていきます。ここでは、カードの特徴を簡単にですがまとめてみます。

Shipsについて
STAR REALMSには4つの勢力が登場します。それぞれの勢力には得意としていることがあります。
①Blob(緑色)
高い攻撃値を持っているカードが多く含まれている。低コストのカードもしっかりと攻撃値を持っているので、序盤に展開されると権威値が削られていく。
②Trade Federation(青色)
自分の権威値を回復してくれるカードが含まれている。デッキの主軸にして鉄壁な構築を作ることもできるし、アクセントに数枚をデッキに組み込むだけでも助けになってくれる。
③Star Empire(黄色)
カードドローや相手に手札を捨てさせるなど、手札に作用するカードが多い。プレイできる枚数が増えることで円滑にゲームを進められるようになる。相手に対しては手札を減らしてプレイを遅らせることができる。
④Machine Cult(赤色)
カード廃棄によりデッキ圧縮する効果を持つカードが多く含まれている。初期デッキのカードは弱いため、序盤に圧縮してしまいたい。

Basesについて
このゲームにはShipsだけでなく、Basesという種類の横向きカードも登場します。Shipsはプレイされれば捨て札に送られますが、Basesはプレイされると破壊されるまで場に留まります。以降は、手番が来るたびに恩恵をもたらしてくれます。
Basesには耐久値が設定されております。カードプレイで十分な攻撃値があれば破壊することができます。Basesの中でOutpostになっているものは、相手の攻撃から自身を守る壁にもなってくれます。このOutpostが破壊されるまで、プレイヤーに直接攻撃することができないのです。

Ally Abilitiesについて
各勢力のカードにはプレイ時の効果と、同じ勢力のカードとプレイされた時に起動する効果(Ally Abilities)が設定されています。同じ色のカードを集めていくだけで、どんどんこのAlly Abilitiesは起動するのでカードシナジーの恩恵が感じられやすいです。
BasesにもAlly Abilitiesが設定されています。手番でプレイするカードは基本的には5枚なので、その中で同じ勢力のカードを一度にプレイできるかは運次第なところがあります。しかし、Basesが場にあるとこのAlly Abilitiesが起動させやすくなります。

Scrap Abilitiesについて
カードには能動的に廃棄することで、起動する効果を持つものがあります。一度使ってしまうと、そのカードはゲームから除外されてしまいますが、あと少し何かが足りてない時には重宝します。
プレイログ
いつものボードゲーム会で仲間が揃うまでの時間にサクッと一勝負。
最初のサプライを眺めて、自分は黄色(Star Empire)を中心にデッキに組み込み序盤の様子を見てみる。低コストで序盤に手にした黄色の”Corvette”と”Imperial Fighter”が良い仕事をしてくれる。自分は1ドローしつつ、相手の手札を1枚捨てさせる、しかも同色効果で攻撃値が上がるので、相手にしっかりプレッシャーをかけることができた。

相手に基地が設置され、攻撃が遮断されてしまった。生半可な攻撃値では基地を壊すことができず、相手に猶予を与えてしまう。サプライのカードは欲しいけど買えないもの、買えるけどあまりコンボが見込めないものばかりだ。こんな時は相手に何か購入してもらって、サプライを入れ替えてもらうのを願うばかりだ。

相手の緑色(Blob)勢力が火を噴き出してきた。この勢力は単純に攻撃値が高い、しかも同色効果でさらに攻撃値を高めて殴ってくる。自分の権威点がゴリゴリ削られる。こっちも負けずに相手の権威点を削る。一進一退の攻防になってきて手に汗を握る。

残り1点の権威点を残して、ギリギリの勝利。序盤は黄色を中心にしたデッキを作っていたが、中盤に組み込んだ青色(Trade Federation)勢力が良い味を出してくれた。青色はプレイ時に権威点を回復する能力を持っているものが多いが、それによって相手の攻撃を耐えることができた。

デッキの組み方によって攻め方が変わってくるし、それに対応する方法も変わってくる。4つの勢力の何がデッキの中心になるかでプレイ感が変わってきそうなので、また時間を見つけて遊んでみたい。
