No.280 コンダクターズ

総合評価 7.2/10
システム面 7/10 コンセプト 7/10
アートワーク 8/10 リプレイ性 7/10
異種族娘の力を借りて効率的に旅路を巡る作品。
手札からカードを使いながら2つのコマを進め、得点源の宝石を集めていく。手札の補充は、案内人の交代によってなされる。案内人となる異種族娘は特殊能力を有しており、特定のマスでの移動力を高めてくれたり、2つのコマを動かす自由度を高めてくれる。
異種族娘をいつ交代させるかが悩ましい。自分の状況にあった特殊能力はなるべく使い倒したい。しかし、他プレイヤーの動向によって、早めに切り替えて手札を補充しつつ新しい能力を手にし、状況の変化に備えなくてはならない。異種族娘は20種オールユニークで、どの状況で巡り合うかによってもプレイ感が変化してくれそう。
No.279 ほどよく

総合評価 6.7/10
システム面 7/10 コンセプト 7/10
アートワーク 7/10 リプレイ性 6/10
1人だけ正解できるようなほどよいヒントを考えるクイズゲーム。
出題者と回答者に分かれる。出題者はお題を確認して、回答者の1人には伝わるくらいのヒントを考える。全員が当ててしまったり、外してしまうと出題者は得点できない。
ヒントを出しすぎちゃうと皆んなお題を当ててしまうし、ヒントがなさすぎると誰も正解を当ててくれない。この匙加減に悩むし難しい。良い塩梅のヒントを出せた時にはよっしゃ!!ってなれる。
No.278 クアックサルバー 拡張 錬金術師たち

総合評価 8.3/10
システム面 8/10 コンセプト 8/10
アートワーク 8/10 リプレイ性 9/10
患者の治療に必要なエッセンスが加わるバックドローの名作の拡張。
奇妙な病気に悩む患者が登場する。プレイ開始時にどの患者を治療するかを選択し、対応する特殊能力を持ってゲームに臨むようになる。鍋に突っ込んだチップの種類により、エッセンスが蒸留され、その値によってボーナスが得られる。
エッセンスはプレイ指針にもなり、薬材解説書と噛み合うと強力なバックが作れるようになる印象。バックドローの良いインセンティブにもなっていて、バーストを恐れつつも袋からチップを引きたくなってしまう。選んだ患者によってプレイヤー間のプレイングの違いが大きくなるので、プレイ後の感想戦も楽しい。
No.277 スイング&ロール

総合評価 7.2/10
システム面 7/10 コンセプト 7/10
アートワーク 8/10 リプレイ性 7/10
野球をテーマにした読み合いが熱い2人用ボードゲーム。
3ラウンド、攻守交代しながらゲームを進めて得点を競う。上中下のカードを打者側と投手側プレイヤーが1枚ずつプレイし、バットとボール位置の一致/不一致でヒットの判定基準が変化する。各カードには特殊能力があり駆け引きのスパイスになっている。
カードを使っていけば、相手の手札に上中下のどこを狙うカードが残っているのか見えてくる。カード1枚選ぶのに手に汗握り、相手との心理戦がとても面白い。カードプレイ後の判定はダイスのため、不利な判定基準の時にも、上振れして出塁できたり守備が機能したりするので、運要素にドキドキしながらゲームを楽しめる。
No.276 アヤカクシ

総合評価 6.8/10
システム面 7/10 コンセプト 7/10
アートワーク 8/10 リプレイ性 6/10
思惑の裏をかいて童を集めるバッティングゲーム。
1~6までの行動値と特殊能力を持つ妖カードを使い、勝利点を持つ童カードを集める。ゲーム開始時、ゲーム中に使う5枚の妖カードをドラフトで集める。行動値が同じ妖がプレイされると、そのカードは無効になる。
バッティングの読み合いに特殊能力とテーマがうまく組み合わさっている。ドラフトにより他プレイヤーの手札がおぼろげに見えているが、それは相手も同じ。カードの特殊能力を一番効果的に使えるタイミングの見極めが悩ましい。
No.275 深読みギャラリー

総合評価 6.8/10
システム面 7/10 コンセプト 7/10
アートワーク 8/10 リプレイ性 6/10
出題者の意図を読み解いて盛り上がるお絵描きゲーム。
出題者は、回答者達から様々な答えが出る迷画が描けるほど高得点が得られる。回答者は、その絵に対する評論を互いに伝え合う。投票形式で追加で得点が得られる賞賛カードによって、評論することに動機づけがなされる。
伝わっているようで伝わっていない感じがもどかしい。けれどその曖昧さの中で好き放題に語り合うのが楽しい。凝ったデザインの額縁とその額縁を立てるスタンドもあるのが嬉しい、画家としても評論家としても没入できる。
No.274 SQUARE

総合評価 6.4/10
システム面 6/10 コンセプト 7/10
アートワーク 7/10 リプレイ性 6/10
四角を意識する新感覚のゴーアウトの作品。
手札をいち早く無くせれば勝利。複数枚のカードをプレイする際、長方形に並べて欠けている箇所の分だけ手札を補充しなくてはいけいない。最初に配られるカードはローカードが多め、補充で手にできるカードプールにはハイカードが多めになっている。
手札を減らしていきたいのに変に減らしすぎても不利になる。手札を補充する行為は、強いカードを引き込んで手札改善のチャンスにもなるが運次第。上がり方を考えておかないと手札が整わず中々勝てない、ハンドマネジメントが悩ましい。
No.273 ヒット&アクセル

総合評価 5.0/10
システム面 5/10 コンセプト 5/10
アートワーク 5/10 リプレイ性 5/10
ぶつけにいくレースゲームの作品。
自分のコマをゴールさせるか、自分以外のプレイヤーを脱落させれば勝利。手札に同数か連番3枚を作るとヒットとなりコマを進められる。コマを進めた時に他プレイヤーのコマがあればダメージを与えられる。
手札で保持するカード枚数が2枚なので遊びが少ない印象。2枚のカードで連番を狙うか同数を狙うかが決まってしまうので、あとは山札から捲れるか、相手が捨てたカードでヒットできるかをじっと待つ感じになる。自分が切った手札で相手がヒットすることもあるので、捨てるカードを何にするかは考えどころ。
No.272 まわして!そろえて!ビンゴ島

総合評価 5.4/10
システム面 5/10 コンセプト 6/10
アートワーク 6/10 リプレイ性 5/10
ビンゴして宝を探してカニを愛でるゲーム。
ルーレットを回して食料を得る。それを手元ボードに配置して、ビンゴすると宝探しの道具が貰える。宝探しは袋引きで、得点になる宝物を引きたいが点数にならないカニも混じっている。
子供と一緒に楽しめそうだが、大人だけで遊ぶにはちょっと物足りない。袋引きの際に宝物コマとカニコマの形が異なっているので、狙って宝物コマを引けてしまうかもしれない。ただ意外と袋には結構なコマが混じっていて、形を調べて宝だと思って引いてもカニだったなんてこともある。そうした時は、もうそのカニを愛でて次の機会を待つのみだ。
No.271 鳥獣飢餓

総合評価 6.0/10
システム面 6/10 コンセプト 6/10
アートワーク 6/10 リプレイ性 6/10
生き残りをかけてアピールするパーティゲーム。
食料が確保できなければ飢餓状態となり、ゲーム終了時までに回復していないと脱落となる。自分が行うアクションはリーダーの采配で決まるため、何がしたいのかを訴えかけなくてはいけない。逆にリーダーとなったら、各プレイヤーの話を聞いて、どのアクションを割り振るのか決めなくてはいけない。
ゲーム中の脱落はないので、最後までコミュニケーションを楽しむことができる。嘘も裏切りもするかもしれないが、生き残るために必死なので仕方なし。