ボードゲーム プレイレポ集

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No.250 オビタリアン

総合評価 6.7/10
 システム面 7/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 6/10

宇宙ステーションを舞台にしたミニマムなデッキ構築ゲーム。

手札からリソースを産んで、カードを購入してデッキを強くしていく。リソースは購入だけでなく、カードの得点化にも使う。カードの得点化を繰り返し、7点集めることができればゲーム終了フラグが切られる。

カードの得点化の行為がデッキ圧縮と、ちょっとしたエンジンビルドにもなっているのが捻られてて楽しい。カードの得点化により得られる恒常能力は、常に新しい2枚が機能するようになっており、古いものは廃れていく。5~7手番くらいで1ゲームが終わる短さの中で、どのようにプレイすれば良いか考えさせられる。

No.249 カンバンメニュー

総合評価 6.4/10
 システム面 6/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 6/10

オシャレメニューを開発してカフェを切り盛りする作品。

リソースを集めてメニューを開発して、勝利点を高めていく。アクションは固定の6種を手番毎に一つ選んで実行する。開発候補のメニューは早取りになっているので、相手が何を狙っているかは意識しておくと吉。

アクションの内容やリソースの集め方が分かりやすくて遊びやすい。開発したメニューで得られる恒常能力もあって、タブルビルドしている感じが手頃に味わえる。アクションの名称やメニューのイラストも良くて、カフェ経営というテーマへの没入感も得られた。

No.248 指輪物語 旅の仲間

総合評価 7.0/10
 システム面 7/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 7/10

ストーリーテリングな協力型トリックテイキングゲーム。

ベースはマストフォロー切り札ありのシンプルなトリテ。章ごとに登場人物が変わり、個々に達成目標が設定されている。手札を確認して担当する人物が割り振られたら、協力して全員の目標達成を目指す。

序盤しか遊べていないけど、自分の手札と相談しつつキャラ選択で難易度調整ができて遊びやすい。キャラはストーリーが進むにつれ、少しずつ入れ替わっていく。新しい要素が増える新鮮さも感じつつ、前の回の経験を活かしやすいので、トリテに慣れていない人とも一緒に楽しみやすそう。

No.247 クルセイダーズ

総合評価 8.0/10
 システム面 8/10   コンセプト 8/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 8/10

中世の騎士団をマンカラで動かしていく中量級の作品。

自軍を展開させ、部族を征服して、建築物を建てることで影響力を高める。直感的にわかりやすいマンカラで種々のアクションを起動させる。担当する騎士団によってマンカラの回し方に違いがあったり、初めから一部のアクションが強化されてたりする。

部族を追い込んで建造物を建てていくと、マンカラの効率が気持ちよく上がっていく。今回のサンティアゴ騎士団は、同じアクションを実行しやすいのが特徴。基盤が整ってからは、内政戦略でガッツリ影響力が高められた。どの騎士団も個性が立っていて、一回のプレイが丁度良い密度感なので、何回も遊んでみたくなる。

No.246 メタルフラワーズ

総合評価 7.0/10
 システム面 6/10   コンセプト 8/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 7/10

サーキットを駆け抜ける異種族娘たちのレースゲーム。

ギアを装着してアクションを組み替えつつ、ダイスでアクションをプロット。様々な地形効果を加味しながらコース取りを考えつつ、ゴールを目指していく。単純に1位を目指すだけでなく、スポンサーや観客からの支持を受けることでも勝利に近づくことができる。

バチバチに殴り合ってゴールを目指す強いインタラクションが印象的。攻撃される側にも一定のメリットがあるし、寧ろ殴られることを戦略に組み込むこともできる。猛攻を耐えつつギアをフル稼働させてチャンスをものにする、カタルシスを感じる駆け引きが楽しめた。しかしながら、ところどころの処理に説明が足りてない箇所があって消化不良が否めない。

No.245 アイデンティティ

総合評価 7.2/10
 システム面 7/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 7/10

ビッドするマストノットフォローのトリテ。

2枚のカードを組み合わせてビッドするのだが、マイナスビッドを宣言できる。ノットフォローができてトリックを取るとプラス、ノットフォローができないとマイナスのトリックを引き取る。プラスとマイナスを合算して、ビッドに一致しているほど加点できる。

取り方が異なる2つのトリックが、正確な予想とプレイ中の舵取りを悩ましくしている。マストフォローのトリテであればボイドを作ったりして、場のコントロールを試みたりするのだが、それとは違う不思議な感覚。予想してプレイングで調整していく楽しみだけでなく、そもそもどうすれば調整出来るのかを探るところから楽しめた。

No.244 ピキット

総合評価 6.7/10
 システム面 7/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 7/10  リプレイ性 6/10

ダイスロールして怪獣やメカを集める軽量級の作品。

2つのダイスを使い場札を集めて勝利点を稼ぐ。獲得した場札は勝利点として手札にキープするか、消費して特殊能力を使うことができる。ダイスの出目がゾロ目であれば高得点のメカカードを受け取れるが、他プレイヤーが同じゾロ目を出せば、手札から取られてしまう可能性もある。

場から獲得したカードの使いどきが悩みどころ。手札を奪う系の攻撃要素が主体なので、防御カードを残しておいたり、手札を厚くしたりと駆け引きするのが楽しい。少し人を選ぶかもしれないが、攻撃要素のインタラクションを手頃に味わうことができる。

No.243 ステレオマインド

総合評価 6.8/10
 システム面 7/10   コンセプト 7/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 6/10

曲を聴いて連想する言葉を一致させるゲーム。

カード裏面のQRコードを読み込むと曲が再生される。その曲から連想される言葉を5択から一つ選んで、プレイヤー全員が一致していれば成功。7回のチャレンジの内、何回成功させられたかでゲームの成績がわかるようになっている。

候補を2つくらいまでは絞れても、微妙に噛み合わずで悔しい。でも何回か挑戦していると皆んなの感覚が合ってきて、徐々に成功率が上がってくる。重いゲームを遊んで脳が疲れた時にサクッと遊べる。

No.242 ナイトフラワーズ 拡張 ケイオスメイト

総合評価 8.0/10
 システム面 8/10   コンセプト 9/10 
アートワーク 9/10  リプレイ性 7/10

異種族娘が切り盛りする酒場でリソースを捏ねくり回すワカプレ作品の拡張。

新リソースのケイオスが加わり、それを消費することで一部のアクションをより強力に実行できる。しかし、ケイオスを使いすぎると相手にもチャンスを与えてしまうことにもなる。ラウンドは基本は4ラウンドであったが、拡張が加わると実質3ラウンドになる。

今回はケイオスを使って要所要所で、客を色仕掛けで集めてプレイしてみた。リソース変換に頭がショートしがちだったけど、ケイオスを活用することで融通を効かせやすくなって遊びやすい。ケイオスの便利さに目を奪われて、リソース変換のエンジンの組み方が下手だったからそこは次回の反省点。戦略の幅を広げてくれる良い拡張。

No.241 ERA 川と道 拡張セット

総合評価 8.0/10
 システム面 8/10   コンセプト 8/10 
アートワーク 8/10  リプレイ性 8/10

ダイスロールしてミニチュアで町を作り上げる作品の拡張版。

新しく加わった川は新たな得点要素であると同時に氾濫する危険がある。道は建物間に空いた隙間を上手く埋めていくことで得点をブーストしてくれる。他にもいくつかの新しい建築物が加わり、ゲーム性が豊かになっている。

川を最大限活かす形で町を作っていきたい、だけどダイスロール次第では氾濫してその計画を足元から揺らしかねない。リスクヘッジを取って妥協もしながら、ダイス運に一喜一憂して町を作っていくのが楽しい。ミニチュアの造形も相変わらず良い。町の隙間が道で埋まり、その町の中には川が流れている、徐々に手元で形作られていく充実感が堪らない。

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